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Bishop Nehru – Her○in Addiction

「2022年3月21日 ヘ○インを試すことで起きる短期間の副作用に注目するために自分自身を撮影することにした。」

なんとも衝撃的な文章が表示されたあと、Verse1が始まるとともにこの男性は実際ヘ○インと思われるものを打った。


Bishop NehruはNYロックランド出身の25歳のラッパー。
16歳の頃にDJ PremierやMadlib,MF Doomなとが参加したMixtape Nehrubiaをリリース後、HOT97を始めとする多くのラジオ局で注目の若手としてフックアップされ、翌年にはWu Tang Clanの20周年記念ヨーロッパツアーのオープニングアクト、NasのレーベルであるMass Appealと契約を果たした。
まさに早熟の天才である。

そんな彼が3日前にリリースした「The Her○in Addiction」が物議を醸している。


MV内で彼はヘ○インの粉末と思われるものをスプーンの上で溶かし、液体化したものを注射器の中に入れて自身の前腕に注入してみせた。
そこからとはいうものの、どこか落ち着きのない睡眠や複数回繰り返す嘔吐など使用したことによる副作用が出ているように見えた。

そして最後に、

この動画は特に芸術目的で作成されました。
私達はハードドラッグの使用を容認または促進をしていません。

というようなメッセージが表示されて幕を閉じた。


このMVを見た世間の反応は様々だ。
「ネット上には影響を受けやすい子供が沢山いるんだ。お前がやっていいことじゃない。」というような批判的な声をあれば 、
「この男がどれほど深刻で危険な依存症であるかという意識を高めようとしてるのは明らかだ。」など薬物使用や依存症というトピックについて扱ってくれたことに対する感謝の声も見受けられた。

近年ではL○DやCo○aine,Le○n,Per○ocet,Xa○axなどの依存性の高い薬物や抗精神薬についてラップしているのを国内外問わず耳にするが、それが社会に与える影響や依存症の深刻さについて今一度深く考えなければならない。

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