illrainは山口県出身、現在は東京、神奈川を拠点に活動中のプロデューサー、ビートメイカー。
illrainが手掛けるトラックは、音数は少ないが特徴的で自由に音作りをしている印象を受ける。
また、ラップを邪魔しない曲とはこういう曲のことだというのも良く分かる。
この曲ではドラムのキックがテンポを変えて2小節を8部で打つあたりが特徴的だ。
こんなに分かりやすく表現してくれるillrainさんはきっと素直な方なのではないかと勝手に人物像まで想像できた。
そしてfeat.のラッパー達も精鋭揃いだ。
日本人でありながらもまだ聴けていない日本の曲が沢山ある。
いずれそんな曲たちにも出逢えることを楽しみにしている。
人も音楽も自分にとって必要なタイミングで出逢いとしてやって来る。