言わずとしれたBADHOPの一員であるT-PablowがシカゴのFredo Santanaの代表曲の一つであるGet Em In The DroughtにRemixとして参加した曲。
今でこそBADHOPはアトランタを始めとするアメリカ南部から発信される最先端のトラップに重心を置いているが、活動初期はシカゴ南部発のドリルから強い影響を受けていた。
シカゴのサウスサイド地区はギャングによる熾烈な抗争が今も絶えない場所であるが、そこで育ったChief KeefやFredo Santanaなどが発信するドリルに共鳴したのは当時の川崎市南部で同じような経験をした彼らである。
今でも彼らから「川崎サウスサイド」というフレーズを耳にするがそれはシカゴのサウスサイド地区と重ね合わせているからだ。
「どこでも輝き稼いだ成功者」となった彼らが好きなファンにはこの曲も勿論、この二人に加えてYZERRが参加した別のRemixもチェックしてほしい。(Concrete Green13に収録されておりサブスクでは聞けないのでご注意)